合気道の基本動作ってどういうのがあるの?その他の動きは?

合気道には基本となる動きがあると前回書きました。そのほかには基本動作はあるのでしょうか。今回はそのあたりを見てみたいと思います。

 

膝行(しっこう)

膝行(しっこう)は神前や貴人の前などでひざまずき、ひざがしらをついて進退することです。立って進まずに、膝を引きずって移動します。合気道では座り技や、抑え技の時にこの膝行を使います。ただ、合気道では普通の膝行とは違います。合気道ではかかとをお尻につけて、片膝ずつ立てて進みます。人にとってはこの膝行で、普通に歩いているのと同じくらいのスピードを出せる人もいます。まあ、そこまで達するには相当な稽古が必要ですが。この膝行をマスターすれば、本来ならば不利な座った状態でも相手に技を掛けたり、入身転換して相手の背後に回り込むこともできます。

 

船漕ぎ運動(ふなこぎんどう)

船漕ぎ運動(ふなこぎうんどう)とは、片足を出して半身になり、腰を落として前後に船を漕ぐような運動です。元々は神道の鳥船という運動に由来があります。この鳥船は禊行法の一種で、半身になって前後に船を漕ぐような運動をします。なぜ神道の運動が?と、思うかもしれませんが、それは開祖が大本教に帰依していたことによります。大本教は神道系の民間宗教です。その中には当然に神道の行法もあったと思うので、ここから船漕ぎ運動が合気道でも取り入れられたものと思います。直接的に技にはつながりませんが、鍛錬法として合気道では普通に行われていますので、覚えておきましょう。

 

呼吸法(こきゅうほう)

呼吸法(こきゅうほう)は、基本的には二人で座った状態で行う鍛錬法です。座って両手を持たれた状態から、円運動で相手を倒していきます。この時にゆっくりと息を吐きながら大きな円を描きます。呼吸は合気道の中で基本になりますので、この呼吸法でしっかりと鍛錬してください。発展形として、立ち技で片手取り呼吸法などがあります。呼吸法の円運動を利用して相手を投げることまでできます。

 

まとめ

さらに三つの基本動作を見てきましたが、最初は難しく感じるかもしれません。ただ、一つずつ確実にマスターしていけば大丈夫です。焦らずに、じっくり稽古に取り組みましょう。動きの意味も後々から理解できるようになりますので、初心者のうちはとにかく真似ることを心がけましょう。

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