適応障害とは~診断から職場復帰した私の経験~

どうも、ICHIです。

今回は適応障害について書いていきたいと思います。

適応障害は皇后雅子さまや、最近では深田恭子さんがかかったことで知られているのではないでしょうか。

実は私も適応障害と診断を受けて、休職・復職した経験があります

私の体験談を中心に、どういった症状なのかも含めて解説したいと思います。

どういった症状なのか

適応障害とは、厚生労働省のHPによると次のような定義があります。

日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。

特定の状況や環境がストレスとなり、憂鬱な気分や、不安、不眠などの症状が出ます。

どうして症状が引き起こされるのか

適応障害は、普段の生活の中で生じるストレスにうまく対応することができなくなった場合に、精神状態に変化が現れます。

引っ越しや転職、異動や入学など環境の変化が引き金となって発症することがあります。

私が発病したときの状況

私は以前に適応障害の診断を受けたことがあります。

それが原因で、数か月仕事を休職して療養しました。

適応障害では特定の状況で、過度の不安や行動面の変化が現れます。

私の場合は、引っ越しと転職が原因だと思われます。

転職して数か月で引っ越しをし、公私ともに環境が大きく変化します。

上司が代わる

環境の変化に最初はそれほど不安や行動の変化はありませんでした。

ところが、転職して半年たったころに、上司が代わってしまいました。

以前の上司はおおらかな人物で、丁寧に指導をしてくれていました。

しかし、半年後に新しく代わった上司は、あまりコミュニケーションを取らず、完璧主義の人でした。

仕事上の質問をしても、ほぼYES/NOだけで具体的なことは教えてくれませんでした。

上司からの呼び出し

そんなある日、上司から呼び出しをくらいます。

何かと思えば、私がした仕事について1時間に亘ってこんこんと叱責してきました。

呼び出し中は私が発言するチャンスが少なく、あったたとしても全て否定されました。

上司は20年以上勤務しているベテランで、明らかに知識・経験ともに優位な立場です。

こういったことが、週に2,3度続きました。

最終的には上司の上司まで出てきて、2対1で叱責される羽目にまでなりました。

心が折れる

そんな状況が1ヶ月続いたころ、私に変化が訪れます。

それは、仕事中に突然、猛烈な不安に襲われ、居ても立っても居られなくなったのです。

これはマズいと思い、デスクを離れて階段を駆け下りてビルの裏に駆け出していました。

人気のないビルの裏で一人号泣していました。

今思えば、心が折れた瞬間だったと思います。

もはや思考回路はショートし、涙がおさまってからデスクに戻りました。

もうダメだと思った私は、上司とは別の先輩に声をかけて早退する旨を伝えて帰りました。

どう対処したか

心療内科の予約を取る

私は会社を早退して、ひとまず家路につきます。

これはもうダメだと思い、乗り換え待ちのあいだに近くの心療内科に予約の電話をします。

2件のクリニックに電話をしましたが、新規患者は受け入れてないとともに断られました。

3件目のクリニックでやっと予約を取ることができました。

心療内科で問診票を記入

それまで心療内科や精神科って、なんだか物々しいイメージがありました。

次の日に行ってみると内科などの他の診療科とさして変わらない雰囲気でした。

しかし、心がぶっ壊れていた私は、問診票を書いてる間に涙が溢れてきました。

あぁ~もうダメだと思いましたが、涙を拭いて受付へ問診表を提出しました。

診察を受ける

しばらくして私の番がまわってきました。

診察室に入ると、先生からは「どうしましたか?」と聞かれました。

職場での経緯を話し始めると、堰を切ったように号泣していました。

嗚咽交じりに今までの状況を説明し終わると、先生から即座に仕事を休職するように言われました。

その場ですぐに診断書を書いてもらい、私は休職することになりました。

この時点で診断書により、適応障害であると断定されました。

療養

私は実は2回休職しています。

最初は1ヶ月休職して復職しましたが症状が改善せず、復職2ヶ月目で改めて休職となりました。

適応障害は特定の状況や環境で、情緒や行動面に支障をきたします。

ですので、基本的にはその特定の状況から切り離します。

私は職場がその特定の環境だったので、休職して療養していました。

とにかく休んで療養を

療養中に具体的に何をしていたかというと、実のところ何もしていません。

というより、何もする気がおきません。当たり前ですが。

私の場合は、最初の2週間はベットから起き上がることができず、ずっと横になっていました。

毎週の病院以外は、本当に家を一歩も出ませんでした。

投薬治療をしていた効果もあり、3週目くらいからやっと普通に生活できるまでに復活しました。

復帰するも再度休職に

そうこうしているうちに、1ヶ月が経ちました。

職場復帰するにあたり、すごく緊張したのを覚えています。

職場に戻ってみると、周囲の人たちが異常に優しくなってました。

でも、個人的には腫れ物に触るような、少しこわごわとした優しさに感じました。

職場復帰はしましたが、薬の影響もあり、仕事に集中できずにミスばかりしていました。

そこで、上司の上司に呼び出され、再度療養することを勧められました。

次の日には診察を受け、再度、休職をすることになりました。

うつ病の話になりますが、再発率は60%もあるそうです。2回目の治療後の再発率は70%、3回目の治療後の再発率は90%になるそうです。

現在では

現在では、2回の休職を経て復職をしました。

復職して1年が経ちますが、今のところは仕事も普通にできています。

いまだに心療内科には通っていますが、何とかやっています。

仕事中に不安になることもありますが、頓服薬で誤魔化しながら過ごしています。

まとめ

心療内科や精神科は、健康な人からすれば近寄り難いかもしれません。

正直、自分が受診するまでは、何か怖いイメージがありました。

でも、実際に通ってみると内科や歯科みたいな診療科と同じです。

職場や学校で不調がある場合は、迷わず心療内科に相談することを強くお勧めします。

私のように心が完全に折れてからでは遅いのです。

少しでも予兆がある場合は、気軽に受診してもらいたいと思います。

アメリカなんかではカウンセリング日常的に取り入れられて、受診者も多いと聞きます。

抵抗がある方は、ただ話をしてカウンセリングを受けているんだな程度に受け止めてください。

とにかく、不調があれば早めの診察を。

また、こういった症状は寛解(症状が落ち着いて安定した状態)するまでに時間がかかるので、焦らずに長い付き合いになることも頭の片隅に置いといてください。

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