絶対領域/原田 翔太(前編)|読書レビュー

どうも、ICHIです。

みなさんは何か他人に負けない、特技や専門知識はあるでしょうか。

今回の本では、そういった自分でしか作れない価値を磨き、自由になろうという本です。

時代の流れが速くなった現代、自分だけの価値を提供できる個人が勝っていくことができます。

そんな「絶対領域」を考える本です。

絶対領域

今回の本は300ページを超えるボリュームなので、前後2回に分けて書評を書きたいと思います。

本の概要

本書では「絶対領域」=「自分にしかできないこと」、「圧倒的な自分だけが生める価値」と定義しています。

現在は時代の変革期の真っただ中にあり、その変革期を乗り越えられるのがこの「絶対領域」を持つ個人だと力説しています。

なにかを始めるのに、崇高な理念はいらない。

「不純な動機ではじめよう」と提唱しており、とにかく情熱をもって行動することを促しています。

注目ポイント

やりたいことで生きる覚悟

(前略)

むしろ「やりたくないことをやって生きる」ほうが遥かに簡単だ。

「好きで生きる」ってのはそれの何倍も難しい。

本文p73

最近は「好きなことで生きていこう」、「好きを仕事に」など耳触りのいい言葉がもてはやされています。

そんな状況に著者は厳しいが、真実を物語っています。

私もそうですが、普段サラリーマンをやっていると「やりたくないこと」をやっています。

結局はそうやっている方が、断然楽だし安定しています。

ただ、この変革期にある現代では、何倍も難しい「やりたいこと」を貫く覚悟が必要であります。

「やりたいこと」を絶対的な熱量で取り組んだものだけが、「絶対領域」を手にすることができます。

ボーダーレス化する現代

(1)まず、ボーダレス化が進むと、世界はある意味「フラット」になるということ。

(2)そして、人々の価値観は多様化するということ。

(3)最後に、その結果として「あらゆるものが流動化する」ということ。

本文p92

今、まさに起こっていることを著者の目線から3つで分析しています。

ネットが広まったこの世界では、個々人が自分の興味に閉じこもることを促進する性質が一面としてあります。

この性質があるために、価値観が多様化して各個人が好きな世界から出てこなくなってしまいます。

そこで、あえて外に出て異世界と手をつなげる個人が強くなります。

自由に世界を行き来できる個人だけが、大きな自由を手にすることができるようになります。

これからの時代に活躍できる人

これから通用しなくなるのは、変化の潮流の中で、いつまでたっても古いやり方・あり方にとらわれて泳ぎ方を変えられない人だ。

(中略)

逆に考えると、これから活躍する人の第一条件というのは、変化の潮流の中で、揺るがない軸を持ちつつ、泳ぎ方を柔軟に変え、うまく流れに乗ることができる人だ。

本文p140

ボーダーレス化した世界の中では、旧態依然のままでいては変化に飲み込まれてしまいます。

以前私が勤めていた会社の役員から、「変化しないことはリスクでしかない」と言われたことがあります。

流れが速い時代においては、特に重要になります。

しかし、ただ変化すればいいのではなく、ちゃんと自分の判断基準や自分だけの”軸”がなければいけません。

この自分の軸×変化への対応があって時代の潮流に対応できるのです。

その中で「絶対領域」を得るためには、尋常ではない情熱をもって打ち込むことです。

そこらの人がする努力と桁違いの努力をすることで、突き抜けて「絶対領域」を持つことができます。

これからは厳しい時代になりそうですが、同時に個人が活躍できる明るい未来とも言えるかもしれません。

●後編はこちら↓↓↓

絶対領域/原田 翔太(後編)|読書レビュー

書籍情報

【書籍名】絶対領域

【著者名】原田 翔太

【出版社】青志社

【出版日】2021/06/05

【ページ数】336ページ

◆突き抜けた情熱を持つ覚悟はあるか

著者紹介

原田 翔太(はらだ・しょうた)

1984年生まれ、東京育ち

上智大学、早稲田大学を経てデジタルハリウッド大学院デジタルコンテンツ研究科修士課程在学

リーダー教育・医療教育分野のEdTech企業など5社を経営

00年代前半の日本のオンラインビジネス黎明期から学生フリーランスとして起業し、〝LIVE WORK〟(ライブワーク)という新しい生き方・働き方のモデルを提唱してきたビジネス系インフルエンサーのパイオニア

 

大学在学18歳のときに立ち上げた政治系オピニオンメディアが主要ニューステレビ番組、全国紙などで取り上げられ話題に

その後、2003年にカフェの情報メディアを立ち上げ、日本最大規模のカフェ情報サイトに成長させた

そのウェブメディア運営の手腕を活かし2004年よりコンサルティング会社を立ち上げマーケティング分野の専門家として活動

2007年に検索エンジンマーケティング分野のスタートアップ・ウィルゲート株式会社の創業に際し常務取締役CMOに就任(2007〜2012年)のほか、サンマーク出版や大手アパレル企業など複数社の企業顧問を歴任

これまで過去15年以上に渡る活動の中で大手有名企業から街の商店まで様々な業界で記録を塗り替える経営者・起業家たちを輩出してきた

「まだないカテゴリを生み出す」ことと「古くて寝ぼけた業界を叩き起こす」をモットーに、ビジネスの規模の大小問わず情熱的かつ的確なアドバイスを行う姿勢には定評がある

過去にSMBCコンサルティング講師、All Aboutなどでコラムニスト(両社とも史上最年少記録)、大学講演や全国の商工会などでも講師として活躍

発行しているメルマガは累計読者数50万人を超える、主宰したオンラインサロンには4500名以上の受講生が集まり、当時日本最大のマーケティングコミュニティ(2012年)を作り上げるなど情報発信・オンラインサロン系の分野においては日本有数の実績を持つ

現在では、あらゆるメディアを活用し、立体的かつ有機的に顧客へ価値・魅力を伝達する最先端のマーケティング戦略「コア・マーケティング」の提唱者として自身が主宰する経営者勉強会でクライアント企業にそのノウハウを伝えているほか、近年ではEdTech系スタートアップを手掛け、リーダー人材教育、医療教育分野における新しい学習体験のデザインに挑んでいる。

 

アーティストとしての顔も持ち、ビクターエンターテイメントより「MONOCLOGUE」にてデビュー

無名新人にもかかわらず、Amazon音楽総合ランキング1位、オリコンにもチャートインという快挙を成し遂げた

伝統芸能分野でも津軽三味線奏者として小山流・名取の資格を保持するほか、フォトグラファーとしての顔も持ち、自身が主宰する「原田翔太写真事務所」ではビジネスタレントやインフルエンサー、経営者などのポートレート撮影を手掛けるなど、分野やフォーマットを問わない縦横無尽な表現活動を行なっている

これまでメディア出演多数。著書に「ありえないマーケティング」、「モバイルSEO勝者のバイブル」、「勉強のルール」、「出逢いの教科書」、「未来予見」などがある

”本文プロフィールより引用”


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