脳のバグらせ方/世良 サトシ|読書レビュー

どうも、ICHIです。

今回ご紹介するのは、恋愛関連の本です。

普段なら私は読まない分野ですが、楽天で売り切れるくらい人気なので、購入しました。

ちなみに、Amazonの「結婚」カテゴリーでも1位を取っているようです。

そんな今回の本はこちらです。

脳のバグらせ方 脳がわかれば恋は作れる

本の概要

みなさんは、人間の脳がどれくらいの割合で顕在意識と潜在意識を使っているかご存じでしょうか。

ある研究結果では脳の顕在意識は3%、潜在意識は97%と言われています。

そうです、ほぼ潜在意識が支配しています。

これは、以前に紹介した『大丈夫!すべて思い通り。』でもご紹介した数字です。

大丈夫!すべて思い通り。/Honami|読書ノート

今回の本では脳をバグらせることに焦点を当てて、脳の勘違いを意図的に起こさせるポイントを解説しています。

脳は本能を司(つかさど)るとされている古い脳の部分と、理性を司る新しい脳とされる大脳新皮質に分けられます。

普段の生活では古い脳の部分が大きく幅をきかせています。

その人間がつい無意識に反応してしまう古い脳に働きかければ、自然と行動を起こさせることも可能です。

この本では、そんな潜在意識を利用して脳を誤認識させる具体的方法がふんだんに紹介されています。

しかも、そのどれもがすぐに普段の会話や行動に移しやすいポイントばかりです。

この本は恋愛だけにとらわれず、人に好意を持ってもらうにはどうすればいいかを脳の仕組みから解説してくれる良書です。

注目ポイント

脳は都合の良いものに飛びつく

記憶とは、結構いい加減なものだということを本書では強く感じました。

物事を思い出したり考えたりする時、頭の中に正しい情報(記憶や原因)が見つからなかった場合、潜在意識下にある「繋げると論理的に一見しっくりきそうな情報」が見つかると、脳はそれを正しい情報だと思い込んで、思考を完結させてしまいます。

本文p66

脳はなるべく自分の負担にならないように、機能させます。

ですので、一見筋の通った事柄を正しいと思い込んで記憶してしまします。

すべての事柄を脳の顕在意識を使って処理しようとしてしまうと、脳に相当な負荷がかかってしまいます。

脳は進化の過程でこの思い込みや思考の完結のしかたを習得してきました。

基本的には、この誤作動を利用して脳をバグらせます。

この「一見整合性が取れそう」というところがポイントです。

例えば、つり橋理論で有名ですが、二人きりでいてドキドキしたとき何が原因かは関係ないのです。

脳はドキドキした原因を勝手に「一見整合性が取れそう」なことに結び付けて、記憶してしまうのです。

そのドキドキがつり橋のせいなのか、はたまた二人きりでいたときの食べたチョコレートなのか、そんなことは関係ないのです。

ちなみに、この「一見整合性が取れそうだが間違っている情報に因果関係があると思ってしまうこと」=「脳の誤帰属」と呼びます。

脳をバグらせる習慣

ここでは、相手の脳をバグらせるためのポイントを本文から2つ紹介したいと思います。

相手の態度を見て判断しない

(前略)

つまり、コミュニケーションがうまくいっているかを判断したい状況であればあるほど、潜在的に人間は相手の表情や言動に意識が向いてしまうということです。

従って、相手の態度や反応を見てコミュニケーションの成否を判断するのではなく、あなた自身が「この場は楽しい」という態度で振る舞うことで、相手の脳に「この場はうまくいっている」と判断させることができます。

本文p80

これは好意を持った相手であれば、やってしまいそうです。

心の中で、ずっと大丈夫かなぁとドキドキしてしまいますよね。

ただ、著者はその態度がマイナスに働いてしまっていると指摘しています。

好きな人、特に異性といるときは平常心でいるのがとっても難しいと思います。

以前の私もそうでしたから、すっごく分かります。

でも、そんなことを気にするより、何よりも自分がその場を楽しむことが、異性に魅力的に感じてもらうコツです。

なかなか実践するのは難しいですが、これは目から鱗でした。

でも、考えてみれば何かに打ち込んでいたり、楽しんでいる姿というのは純粋に素敵だと感じてしまいます。

自分もそう思われるように、純粋にその状況を楽しむ心が大事になってきます。

違和感を出す

(前略)

人間の潜在意識は他と違うもの、見慣れないもの、違和感があるものに真っ先に注目してしまいます。

(中略)

いずれにしても、この原則がわかっていれば、特徴的で目立つ「他とは違う要素」を自分の中に取り入れることで注目を集めることができます。

本文p81

ここで告白しますが、実は私は眉毛が濃くまつ毛が長いです。

そのせいか、すぐに人から顔を覚えられます。

違和感ではないですが、名前も特徴的というか耳に残りやす音らしく、すぐに覚えてもらえます。

著者も本文中で言っていますが、平凡でいるのが一番潜在意識的にはよくありません

持ち物でもなんでもいいですが、普通とは違う違和感を持つものをもつとよいです。

しかも、それに付随するストーリーがあれば完璧です。

この本の著者は親指に指輪をしていて、しかもそれで手品までできるそうです。

ここまでくれば一発で潜在意識に残り、記憶にも残ることでしょう。

また、脳の記憶のし方として、キーとなる事柄を中心にネットワークを作るように結びついて覚えるようになっています。

この特徴を最大限に利用して、そのキーとなる事柄を印象付けるために違和感を利用しましょう。

具体的な行動

相手の脳をバグらせる方法が、本書の中にたくさんあります。

その中で、個人的に気になった項目だけをピックアップしてみました。

チラチラ見ない(出会ってから仲良くなるまで) p118
相手を特別扱いする p139
相手に心からの関心を示す p150
質問はランキング化で p170
感情に注目して聞く p188

少しだけお伝えすると、「チラチラ見ない」では、女性が男性からチラ見され慣れているというのは驚きでした。

しかも、美人であったりした場合は、「またか」と思うレベルみたいです。

また、「質問はランキング化で」では、質問するときのポイントが書かれていました。

短答式の質問より、好きな食べ物TOP3などのランキングで質問すると、会話が続く可能性が高まります。

これだけでも効果が出そうですが、他にも取り組みやすいポイントが載っています。

是非、本書をから自分に取り組みやすいものを見つけて、実践してみてください。

きっと、人から好意を持たれる人間に変われると思います。

書籍情報

【書籍名】脳のバグらせ方 脳がわかれば恋は作れる

【著者名】世良 サトシ

【出版社】KADOKAWA

【出版日】2021/04/28

【ページ数】272ページ

◆潜在意識を巧みに利用せよ

著者紹介

脳ハック系YouTuber

潜在意識やコミュニケーションに興味を持ち、催眠誘導やNLP、心理学や脳科学等の知見を元にした技術を体得

「脳がわかれば恋は作れる」をテーマに「好きな人を100%惚れさせる方法」「半自動的に異性から告白される3つの習慣」など、巷の心理学では不可能なテーマも発信し、一躍人気YouTuberに

TikTokやTwitter、公式HPから登録出来る無料のメールマガジン等でも自らの知見を元に有益な発信をしており、「価値観が変わった!」「好きな人と付き合えた!」等評判の声多数

”本文プロフィールより引用”


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