ELEVATE(エレベート) 自分を高める4つの力の磨き方/ロバート・グレイザー|読書レビュー

どうも、ICHIです。

今回はロバート・グレイザーさんの『ELEVATE 自分を高める4つの力の磨き方』を紹介します。

最近、テレワークで毎日同じような範囲でしか活動できていません。

そんな自分を向上させたいと思い、この本を手に取りました。

・人生を適切に歩むために「コア・バリュー」と「コア・パーパス」を持つ
・失敗から学ぶフィードバックの体制を構築しておく
・自ら弱点を認めて「自分という虚構」を作らない

それでは、いってみましょう。

こんな人にオススメ

この本ではあらゆる達人が自分を「エレベート(向上させて)」いることに注目しています。

日常生活をただ過ごすのではなく、「コア・パーパス」を定めて「コア・バリュー」に則って努力することを奨励しています。

それぞれ、

「コア・パーパス」:人生の主題のようなもので、信条の柱に支えられた明確な方向性

「コア・バリュー」:日常生活の指針としての役割を果たす人生の価値観

これらをしっかりと定めて、キャパシティを広げていこうとする態度が重要です。

オススメ

そこで、この本は次のような人にオススメです。

・自分の人生の目的が分からない
・批判されるのは怖いことだと思っている
・自分という虚勢から離れて弱さを認められない
私も同じように、フラフラと漂って生きてました。
この本を読んで、しっかりと目的を持って生きていくことの大切さを学びました。
精神」「知性」「身体」「感情」と生きてく上でどのようにコントロールしていけばいいのかが分かります。
反対に、こんな人にはこの本は必要ないでしょう。
・人生の目的や価値判断の基準が自分の中でハッキリとある
・批判からフィードバックして成長につなげている
・自分の弱さを認めて等身大の自分で生きている
これらがしっかりとできている人には不要な本でしょう。
150ページ程度の量なので、時間があればサラッと読めてしまいます。
自分の人生の目的を明確に、適切な努力を継続しましょう。

注目ポイント

目的を明確にする

目的

目的と行動が一致しないと、間違った方角にがむしゃらに走ったり、表向きはうまくいっている装いながら自分を偽っている虚しさを覚えたりするでしょう。

本文p41

この本では、ただ頑張るのではなく、適切にもっと頑張ることを提唱しています。

それが、「キャパシティ・ビルディング」です。

がむしゃらに頑張る姿は美しいですが、残念ながら必ずしも結果が伴うとは限りません。

自分が最も大切にしている「コア・バリュー」に則って、行動を起こしていきます。

自分の価値観に則って行動しているときは、誰でも必ず生き生きとしています。

逆に、自分の「コア・バリュー」をはっきりと言い表せないのは、GPSなしで人生を歩むようなものです。

自分の価値観をしっかりと持って、人生を歩みましょう。

批判を大切にする

批判

私たちは批判的フィードバックに対して不快感を示しがちなので、周りの人も遠慮して黙っています。

そうすると失敗から学べずに同じミスを繰り返すことになります。

本文p57

人生を成長させるには、失敗から学ぶ以外に方法はありません。

成功から学べることの何倍も、失敗から学ぶことができるのです。

ただ失敗するだけでなく、しっかりと批判してくれる助言者を見つけることも大切です。

向上し続けるひとは、まわりに自分の「諮問機関」を作って人で固め、大事な決断などのさいには相談をしています。

批判をただ不愉快だと処理してしまわずに、確実に自分が成長できる「」にしましょう。

自分の弱さを認める

弱さ

昔から言われているように、「いつも今まで通りのことをやっていると、いつまでたっても今まで通りの結果しか得られない」のです。

コンフォートゾーンの外へ出ていくプロセスは、必ずと言っていいほど、自信のない部分を思いきって表に出すことから始まります。

弱点は誰にもあります。

自分の不完全さを認識することが、自覚、学習、成長への第1歩なのです。

自分が抱える不安や弱い面を押し殺していると、自分に対しても周囲に対しても虚構の自己イメージを作ってしまいます

本文p116

これまでの世界に閉じこもらずに、外に出て自分の価値を共有できる仲間を大切にします。

同じところに止まっていては成長できないのはもちろん、時流に置いていかれるリスクすらあります。

あなたが実力を最大限に発揮するのを応援してくれる仲間に囲まれる状態を、意識的に保つようにしましょう。

また、自分の弱さをさらけ出すのは、怖いことです。

怖いですが、その弱さを隠して生きていても誰のためにもなりません。

できないことはできないと周りに助けを求める、心が弱っていたら弱音を吐く。

自分の弱さはネガティブに捉えられがちですが、弱さを出せる人間にはみんな共感します

弱みを出さない完璧な人間より、「弱さ」を出せる人間にほうが親身に感じるからです。

書籍情報

【書籍名】ELEVATE 自分を高める4つの力の磨き方

【著者名】ロバート・グレイザー

【出版社】ディスカヴァー・トゥエンティワン

【出版日】2021/04/23

【ページ数】157ページ

◆人生の目的を定めてエレベート(向上)しよう

著者紹介

ロバート・グレイザー 
国際的なマーケティング代理店、アクセラレーション・パートナーズの創業者であり同社CEO

アクセラレーション・パートナーズは「働きやすい職場ランキング」で常に上位を占めるなど優れた企業文化が高く評価されている

マーケティング術、起業、企業文化、能力育成、雇用、リーダーシップなど幅広い分野で執筆、講演活動も続ける

社員向けに毎週金曜日に自らが発行するニュースレター「フライデー・フォワード」は、webサイトで公開されているだけでなく書籍化もされ、誰もが自己向上に活用できるその内容は世界中で好評を博している

”本文から抜粋”

口コミ評価

まとめ

エレベーター

どう生きるべきか、なんのために生きるのか。

こんな問いに即答できる人は少ないと思います。

もちろん、私も模索中ですし、日々揺れ動いています。

特に自分の弱さと向き合うときは、憂鬱な気分になります。

筆者も本文の中で、こんなことを言っていました。

「最近は、弱さを見せることがはばかられる風潮がありますが、その背景にある要因の1つは社会のトップ5パーセントの成功者にスポットライトをあてた作為的な投稿が、ソーシャルメディアにあふれていることです。」

成功者は確かにスゴイし、明確な目的や結果を打ち出している。

でも、われわれ凡人はこの価値観に従う必要があるでしょうか。

私は、成功者と同じことをしなくてもいいし、同じになりたいと思う必要もないと考えます。

一時期、「ミニマリスト」が流行りましたが、モノがないことで幸せになれる価値観や方法もあります。

ただ、自分の可能性だけは、自分で信じてあげてください。

世界を変えるような成果は上げられないかもしれませんが、可能性は無限大です。

最後に、この本で一番刺さった言葉で締めたいと思います。

「誰にでも、自分で思っているよりはるかに大きなキャパシティがあります。
(中略)
誰1人として、自分の可能性を下回る人生を送っていいはずがありません。
出発点はあなた自身です。」

 

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