情報吸収力を高めるキーワード読書術/村上悠子|読書レビュー

こんにちは、ICHIです。

今回は村上悠子さんの『情報吸収力を高めるキーワード読書術』を紹介します。

今回は、久々に読書本をテーマに選びました。

一時期、読書本ばかりを読んでいた時期がありましたが、久しぶりです。

・本を読む下準備としてキーワードの設定をする
・欲しい情報に当たる確率を上げるためにレビューを活用する
・本に書いてある情報を集めたら即行動に移す

それでは、いってみましょう。

こんな人にオススメ

この本は読書術の本ですが、本を読んでいくにあたりキーワード設定を重要視しています。

本書の著者は「クリッピング」という仕事をしており、普段から多くのキーワードを頭に叩き込んんで活字を読んでいます。

普段は企業から依頼のあったキーワードを探しますが、本書でそれを個人の読書へ応用しています。

plan

そこで、この本は次のような人にオススメです。

・本を読んでも、まったく内容を覚えていない
・家の本棚にある本をみても、どんなことがかいてあったのか思い出せない
・「最近読んだ本」や「オススメの本」を聞かれても、何も思い浮かばない
私も以前は、読むだけ読んで内容を忘れてしまっていました。
この読書ノートを付けるようになってからは、だいぶ改善しましたが、まだまだです。
キーワードを意識して、読む大切さがよく分かる内容となっています。
反対に、こんな人にはこの本は必要ないでしょう。
・本は読んだらスッと頭に入る
・記録をつけなくても読んだ内容を覚えている
・本文中のキーワードになる言葉が分かる
これらがしっかりとできている人には不要な本でしょう。
キーワードを意識した読書がメインですが、「クリッピング」という仕事も深く理解できる内容となっています。
読みやすい文体で、一気に読了してしまいました。

注目ポイント

キーワードを設定

キーワード

本を読む前に、

①その本のジャンルやテーマを「関連キーワード取得ツール」で検索して、「他人のキーワード」にざっと目を通してみる。

そして、

②その中から直感でピンときたものをいくつかリストアップして、

③それらのキーワードを頭に入れて読む。

今後は、自分から狙って情報をとりに行く「能動的な読書」をしましょう。

本文p76から抜粋

もう、これがキーワード読書術の肝です。

本文中では「関連キーワード取得ツール」となっていますが、現在は「ラッコキーワード」というサイトになっています。

読書をする前に、テーマとなりそうな語句を以下のサイトから検索します。

https://related-keywords.com/

今回は、読書術ですので、「読書」と入れて検索してみてください。

大量の読書に関するワードが出てくると思います。

もちろん、最初からすべて頭に入れるのは無理です

最初は気になるワード数個を頭に入れて読むようにしましょう。

慣れてきたら量を増やして、徐々にアンテナを広げて読書を楽しみましょう。

そうすることで、本を読みながらキーワードを探している状態になるので、頭に残りやすくなります。

人間は目指す場所が明確になると、意識がそっちに向かっていきます。

また、読書していると疲れてしまうという人は、以下の3箇所は読み飛ばすか流しましょう

①既知の情報
②著者の自慢話
③会社や商品の宣伝
私は、②の自慢話が始まると、読む気が失せます。
悪気なく書いているケースもありますが、ビジネス書は具体的行動につなげるのが目的です。

レビューから本を選別

レビュー

本のレビューも、「個人的な評価」と「客観的な評価」が混在している文章の中で、違いをしっかりと読み分ける必要があります。

【客観的な事実】……これをもとに判断する

・何が書いてあったか

【個人的な評価……あくまでも参考程度に

・内容が面白い/つまらない

・真新しいことがたくさん/すでに知っていることばかり

・文体やリズムがすき/嫌い

読書における客観的な事実というのは、本の内容。つまり「何が書いてあったか」ということですね。

本文p107~108

本の読み方が分かれば、次は本の選び方です。

本屋に行ってパラパラ見るのが一番いいですが、いつもできるとは限りません。

そもそも家の近くに大きな本屋さんがないといったことは、十分あり得るでしょう。

時間がなくてなかなか本屋さんに足を運ぶのも難しいかもしれません。

そんなときに役に立つのが、レビュー機能です。

Amazonのレビューが数が多くて参考になりますが、レビューを見るのにも注意が必要です。

レビューは誰が書いているか分からないので、客観的事実を基に内容を判断します。

特に、複数の人がレビューで書いていることがキーワードの確率が高いです。

赤の他人が示し合わさずに書くワードは、キーワードになります。

自分がいま求めているキーワードと、レビューで示されているキーワードが近ければ買いです。

どんどん精度を上げて、自分の求めている情報にアクセスできるようになりましょう。

行動に落とし込む

action

筆者の行動で真似すべきなのは、「今すぐ」「自分の心がけ次第で」「お金をかけずに」できるものです。どんな小さなことや簡単なことでも構いません。この3点セットが揃っているものを、どんどん行動に移していきましょう。

本文p161

本を読む、特にビジネス書はAからBの状態になりたいから読むもの。

今回でいえば、効率的に情報収集して忘れないための読書術を知りたいので本書を選びました。

私も行動を起こす、または改善するために読書を続けています。

この筆者の面白いところは、ブラックリストをつくっていることです。

ビジネス書の中には、「精神論」や「心構え」を語ることに終始して、「行動」に落とし込めていない本もたくさんあります。

こういった本は読み物としてはいいかもしれませんが、自分の行動へと移すには物足りない内容です。

そんな本と遭遇したときに、「ブラックリスト」を作成して読まない著者リストとして保存しているんだとか。

さっきも出てきましたが、過去の自慢話や商品の紹介なんかも出てきたら読む気が失せますよね。

私もこれは真似しようかと、密かに思いました。

書籍情報

【書籍名】情報吸収力を高めるキーワード読書術

【著者名】村上 悠子

【出版社】フォレスト出版

【出版日】2020/04/08

【ページ数】240ページ

◆キーワードを定めて目的を明確に

著者紹介

村上悠子(むらかみ・ゆうこ)
情報クリッピングマスター
京都市生まれ

立命館大学産業社会学部卒業

2005年から現在まで、クリッピング業務(=新聞・雑誌から必要な記事を見つけて切り抜くこと)に従事

「文章を読むプロ」として14年間、毎日朝から晩まで「アンテナを立てて、情報を漏らさず、大量の活字を読みまくる生活」を送り、クライアントに20万点以上の記事を提供してきた実績を持つ

プライベートでも近所の図書館を10カ所はしごするほどの“無類の本好き”で、これまでに3,500冊を読破

読んできた文字数の合計は、公私を合わせると「30億字」を超えている

これまでの経験・知識・知恵から導き出したノウハウを「キーワード読書術」として完全体系化。本書が初の著書となる

”本文より抜粋”

口コミ評価

まとめ

runing

今回は久しぶりの読書術の本でした。

実は読書が大っ嫌いだった私にとっては、読書本から徐々に読書にハマり始めました。

そういう意味では、私の原点でもあります。

たくさんおビジネス書を読みますが、やはり、読書術の本は必ずどこかで読みたくなります。

私は読書の前は、まえがき」「目次」「おわりにを読み込むようにしています。

ある種のキーワードのインプットかもしれません。

それと、この読書ノート。

これを書くことで読むことそのことへのモチベーションや知識の定着に役立っています。

今回は紹介しきれませんでしたが、この著者がしているSNSでの読了報告をご紹介します。

すべてハッシュタグを付けて、

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#本のタイトル

#著者名

#出版社名

#著者の経歴

#内容の要約

#手短な感想

#読書に関するハッシュタグ

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これで発信します。

たまに出版社や著者本人から直接連絡がくるそうです。

私も早速真似して、今後は読み終わったらすぐにこの形式で読了報告をしたいと思います。

皆さんも本書を手に取って、情報収集の要点を学んでみてください。

キーワード読書術
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